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株式会社ニステック
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表面処理加工業
【めっき、アルマイト】
037311
 

無電解ニッケル

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無電解ニッケル

無電解ニッケル
 

代表的な無電解ニッケルメッキである、ニッケル-リン(5~13%)合金メッキをはじめニッケル-ホウ素、ニッケル-銅等があります。このメッキの顕著な特性は複雑な形状に対しても、膜厚のムラなく均一にメッキできるということであり、高精度を要求される製品に対して不可欠のメッキです。加えて多くの機械的特性、電気的特性、物理的特性などが評価されて様々な分野で利用されております。
また、近年この無電解ニッケルメッキマトリクス中に、SiC、BN、テフロン等を分散させた複合メッキがあり機能メッキとして耐摩耗、潤滑等の分野で使用されております。当社では、これら特殊分野のニーズに対してもフレキシブルに対応しております。
 

 

■無電解ニッケル-リン合金メッキの物性

■無電解ニッケル-リン合金メッキの物性
 

 化学組織
 

Ni:90~92%  P:8~10% 
 


 

 組織
 

析出状態でほぼ非晶質、熱処理すると 
結晶形となり析出硬化現象を示す。 
 


 

 比重
 

析出状態:7.9g/cm3 400℃以上で加熱:7.8 
 


 

 溶融温度
 

890℃ 
 


 

 電気抵抗
 

60μΩ/cm/cm2、400℃以上で 
加熱したものは1/3以下に低下。 


 

 熱膨張係数
 

13×10-6cm/cm・℃ 


 

 熱伝導度
 

0.0105~0.0135cal/cm・sec・℃ 
 


 

 摩耗抵抗
 

電気メッキよりすぐれている。 
650℃で熱処理したものは使用例によっては 
硬質クロムよりすぐれている場合もある。 
 


 

 磁性
 

析出状態でほぼ非磁性。 
熱処理すると磁性を生ずる。 
 


 

 均一性
 

形状如何によらず、つきまわりは完全。 
精度±10%以内。 
 


 

 密着性
 

きわめてすぐれている。 
 


 

 耐熱性
 

高温酸化による表面スケールの 
防止に役立つ。 
 


 

 耐食性
 

純ニッケルと同等又はすぐれている。 
 


 

 硬度
 

析出状態:500~550Hv。 
400℃で熱処理:800~1,000Hv。 
 


 

 

■無電解ニッケル-ボロン合金メッキの物性

■無電解ニッケル-ボロン合金メッキの物性
 

組成
 

Ni約99%  B約1% 
 


 

 硬度
 

析出状態で800HV(100g) 
 


 

 密度
 

8.6±0.1g/cm3
 


 

 溶融点
 

1350℃~1390℃ 
 


 

 熱膨張率
 

12×10-6cm/cm・℃ 
 


 

 電気抵抗
 

15~17μΩ-cm(7.6μm) 
135~140μΩ-cm(2.54μm) 
 


 

 ハンダ付け性
 

206℃、5秒 
(ロジンメ夕ノールフラックス) 
67-33共晶ハンダ 
3ヶ月経過後でも232℃、5秒 
 


 

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